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 海外から仕入れる豆はどんなに
品質の高い豆でも、必ず欠点豆
混ざっています。

 その量は少ないものでも1割、
多いものでは 4割ほどにもなり
ます。

 この欠点豆を取り除かないと、コーヒー本来の味や
香りが損なわれ、なおかつ胸焼けの原因にもなります。

 豆をプレートに広げ、1粒1粒手で選別し、おいしい
コーヒーをつくる上で不都合になる異物や豆を取り除く
作業を「ハンドピック」といいます。

 生豆の段階で1度、焙煎後にもう一度行います。
焙煎前には「欠点豆」を、焙煎後には「割れ豆や煎りムラのある豆」などを取り除きます。

 良い珈琲を提供するためには欠くことのできない作業です。